運動不足は子供の問題じゃなくて、大人の問題なんですよね。
ケユカというメーカーのトランポリンクッションが2021年後半にバカ売れしました。
室内でも運動不足を解消できる!
そう思ったお父さんお母さんは、子供のためにとトランポリンクッションを購入しました。
トランポリンは結構ハードな運動なんです。
子供はすました顔をして5分間飛んでいますが、小学生ならできるけど、大人は無理です。
ケユカのトランポリンクッションは100キロ以上の体重にも対応しているので、80キロくらいの体重でメタボやーって言っているお父さんにもびくともしません。
びくともするのはお父さんの膝、腰の関節と筋肉です。
5分間も飛べないはず。
飛んだとしても顔色は真っ赤、または真っ青で、とてもじゃないがいい汗かいたーって顔にはなりにくい。
50歳を超えたお父さん、お母さん、いや、40歳を超えたパパママも、トランポリンを舐めたらあきません。
トランポリンを買って失敗した人、相当に多いです。
トランポリンを買ったら家の中に置くようになるので、嫌でもやるようになるだろう。
だから、モチベーション維持のためにも「モノ」から入るのは正解!
その気持ちはわかります。
でも、モノが邪魔になったり、捨てるに捨てられない、メルカリに出品しようにも送料がかかって売りずらい。
そんな目に遭わないために、トランポリンクッションを買って成功する人と失敗する人のボーダーラインを考えてみました。
トランポリンクッションを買っても成功する人は、こんな人です。
・その場で腿上げ、足踏みを5分以上続けることができる。
・縄跳びを使わないでエアー縄跳びを3分間続けることができる。
この2つができない人は、この2つができるようになってからトランポリンクッションを買うかどうか迷ってください。
室内で、その場で足踏みをする時は膝を股間よりも高く上げます。
これ、20回やるだけでもけっこうキツかったりします。
これは、足の筋肉の基本的なチェックです。
次に、バランスのチェックです。
両手にタオルを持って、エアー縄跳びをします。
エアー縄跳びのグッズが販売されていますが、買う前にタオルで十分です。
両足ジャンプを繰り返す、足指と足指の付け根を使って小さくジャンプする。
足首を柔軟に使って、膝のクッションも使う。
股関節、背中、肩、腕。それぞれを動かしながら20回。
エアー縄跳びなので、失敗する心配はなし。
しかし、リズムが乱れることはあるでしょう。
疲れて来ればリズムが乱れます。
その目安が20回です。
この2つのチェックで、うん、イケると思ったらトランポリンクッションを購入しても効果が期待できます。
もし、いや、無理!と思ったら、その場足踏みとエアー縄跳びがあなたの体力アップのスタートラインです。
その場足踏みは心臓疾患のリハビリにも用いられますし、エアー縄跳びはスポーツのウォーミングアップに実際に用いられています。
モノから入って失敗しやすい人は、モノを使わないでやれる方法にトライしてみること。
1日できたら2日目に挑戦すること。
2日目に出来なくても、めげずに3日目に挑戦すること。
続けられるようになるためには、1の次の2、2の次の3、3の次の4というような考え方ではダメダメ。
1の次は1、1の次は1。とりあえず1日やってみる。
先のことを考えるから続かないんですよね。
とりあえず今日やってみる。
毎日、とりあえずやってみること。
これがコツだったりします。
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