テレワークで仕事をすることがコロナウィルスの影響で当たり前になりそうな雰囲気ですね。
テレワークが導入されるのはサラリーマンの中で限定した業種に限られるようです。
もともと製造業や流通業など業態そのものがテレワークに向かないですよね。
コロナの感染拡大防止として在宅勤務やテレワーク導入と言われても企業側も困惑しているのも事実です。
ライバル他社よりも素早い対応が求められますし、コストをかけずに成果を出さなくてはなりません。
テレワークに向いている業界とは?
思い浮かぶのがIT関係ですよね。それもソフトウェアを作ったり管理したりするような業界です。
しかし、すでにテレワーク体制が出来ているのでコロナウィルスの影響で今さらテレワークの導入に困ることはないでしょう。
広告代理店はどうでしょうか。
有名な電通などは、テレワークが推奨されていても会社に集まる社員が多くいるそうです。
やはり顔を顔を合わせないと企画が進まないプロジェクトもあるのでしょう。
テレワークを実践した結果、やはり会社に行かないと仕事をしている感じがしないとかそもそも自宅で仕事ができる環境ではないという社員もいるようです。
小さな子どもがいる家庭では家事の分担が出来て奥さんの負担も減ると思うのですが。
テレワークでの勤務時間管理は?
テレワークのメリットは通勤する必要がないということですが、では勤務時間はどのようにして管理しているのでしょうか。
多くの場合は、サイボウズのようなスケジュール管理ソフトやグループウエアを利用しているかと思います。
9時から17時が勤務時間という企業なら、予定の勤務時間に勤務体制に入ったことを知らせるためにシステムにログインして管理者は部下のログイン状況を確認します。
この場合も、9時から勤務なので9時きっかりにログインするのがよいか、8時半には勤務できる体制が出来たので8時半にログインするのがよいのか。
ログイン時間と勤務時間の違いを管理する必要があります。
17時までの勤務だとして、その日のタスクが終わらず19時までかかった場合、残業時間としてカウントできるのかどうかも疑問です。
在宅勤務でも昼休みは1時間とれるはずですが、その他の時間はパソコンの前に張り付かないといけないのでしょうか。
休憩時間を30分とったら、何時から何時まで休憩したと申告して、その時間は控除されるのが一般的でしょう。
控除して残った時間が勤務時間の7時間を超えていたら時間外勤務とする。
このような仕組みが一般的かと思います。
しかし、仕事には締め切りがあるものです。休憩ばかりとっていては仕事が進みません。
逆に、予想外に仕事がはかどり、勤務時間前に終わってしまうこともあるでしょう。
これはテレワークに限らず、オフィスでもありえるケースですが、オフィスなら
「意外に時間がかかるね」「予想より早く出来た」などと
気軽に会話することもできるのですが、テレワークだとライントークでのやり取りなどになりそうです。
テレワーク用のパソコンは会社持ち?自分持ち?
ノートパソコンが会社から支給されるというイメージが強いですが、企業にとっては大きな支出になります。
テレワークできる社員を募集する時にパソコンを所有していることやインターネット環境が整っていることなどを条件にしている企業もあります。
企業が一番に気にしなければならないことは情報漏えいやセキュリティですね。
会社と自宅のやりとりがメールだけであれば、作成した資料を送受するだけで済みますがその場合も個人のパソコンから顧客にメールする際はウィルスチェックが当然必要になります。
また、メールの内容やファイルの内容について上司の確認も必要になります。
オフィスでの仕事よりも煩雑になりそうですね。
テレワークは自宅じゃないとダメ?実家では?
企業側はテレワーク対象の社員がどこにいるか確認する必要があるでしょう。
基本的には自宅で業務を行うことが前提ですが、いざ連絡をとろうとした場合にほとんどが携帯電話を利用します。
この場合、固定電話であれば自宅にいることが確定できます。
しかし、転送電話サービスになっているなど、自宅を離れても連絡がとれるのであまり意味が無いように思えます。
実家に帰ってテレワークをするなら勤務先に届ける必要があるでしょう。
つまり、テレワークはどこで作業をしているのか、企業つまり雇用側は雇用者を管理出来ているかということが
必要になります。
情報セキュリティ面でも必要ですが、自宅という勤務場所での事故もないとは言えません。
自宅での転倒事故はありえますからね。
テレワークであっても居場所を伝えなければならない。と考えるべきでしょう。
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