いまさら感があるけどシャープマスクが当選したのでどうしようか迷ったという記事を書いた。
箱マスク50枚入りは今やどこでも買える。コンビニでもドラックストアでも。
この記事を書いているのは11月22日。毎日500人以上の感染者が出て菅総理もマスク着用を強く訴えている。
1枚50円以下で買える不織布マスクだが、今、この高いシャープマスクを買う意味があるのか。
市販されていないからこそ買ってみた。
シャープマスクの単価は1枚当り79円
コンビニで税込み送料なしで買えるマスクと比較するために、シャープマスクも税込み送料込みで計算してみた。
マスク50枚。MA-1050のふつうサイズだ。税込み3,278円。これに送料がかかる。660円だ。
合計3,938円なので、50枚で割ると78.76円。四捨五入して79円だ。
ほぼほぼ80円ということになる。
ユニチャームの超立体マスクふつうサイズ 50枚入を価格コムで調べてみた。
最安値は楽天市場で、3,300円税込み。送料は990円。これは明らかにシャープマスクより高い。
楽天市場で最安値は1,370円。税込み送料無料というものがあった。生産国は表記がないが検査は中国のようだ。1枚27円。シャープマスクはこの3倍の価格ということになる。
シャープマスクが家に届いたので開封してみる
シャープからのメールが11月16日。第30回目の抽選だ。クレジットカードで決済して届いたのが11月20日。さっそく開封してみた。
佐川急便にて到着。
梱包から取り出すとシャープのサイトで見慣れたパッケージが出てきた。
裏面を見てみる。
シリアルナンバーを見ると11月14日に製造したのかなと想像できる。
箱を開けると中にはビニールに包まれたマスク。
25枚ずつ2袋入っていた。
ボール紙で端がガードされている。型崩れ防止だろう。
箱からマスクを取り出して装着してみる
転売目的ではないので、さっそく開封する。
感触はいつも使用しているアイリスオーヤマのマスクに比べると不織布が薄く固い感触で、パリパリとしている。
シャープのロゴ(SHARP)が読めるようになっているサイドが外側。
耳ゴムは外側に溶着されているので、マスクの端をしっかり抑えるタイプだ。
マスクが入手困難だった4月頃、このSHARPのロゴに憧れたもの。
まわりにはSHARPマスクをしている人は誰もいなかった。
シャープマスクは無臭だった
顔に当たる部分がこちら。紐の溶着部分はない。外側だ。
さっそくマスクを装着してみる。
プリーツの折れ具合はこんな感じ。硬めで薄い素材がプリーツのエッジを際立たせている。
新品のマスクでも、商品によっては匂いがするものだが、シャープマスクは無臭だった。
これが衛生的な工場で生産された証なのか。
最近は耳ゴムが痛くないものが好評だが、ゴムヒモはこんな感じ。表面がフワフワになる加工がされている。弾力はごく普通。
シャープマスクをしながらシャープについて考えてみる
今回の抽選では、普通サイズでの当選だったため小さめサイズへの変更は出来なかった。
このシャープマスクを妻にさせたところ、やや大きいと感じた。
マスクは、大は小を兼ねるとはいかない。かけることは楽だが顔にフィットしないので効果が薄れる。
我が家では消耗品としてシャープマスクを購入した。50枚3,938円(税込み送料込み)はお求めやすいものではない。
おそらく、シャープも市場価格に対して高いと感じているのだろう。
抽選方式で販売した当時は、消費者にとって公平感があった。しかも高性能マスクということで、医療機関でも重宝したことだろう。
マスクが潤沢に流通している現在は、シャープ側も価格を抑えることはできるのだろう。
しかし、シャープは製造開始当時の価格を変えることはしなかった。購入者への配慮だろう。
30回以降も抽選が続いているようだが、当選するまで応募者は繰り返し抽選の対象になる。
当選しても購入しない応募者が目に余るようになれば抽選は終わり、価格改定と販売方式を変えることも想定される。
アイリスオーヤマは不織布を自社生産するシステムを作った。日本国内の各企業の技術で高機能高性能のマスクを安価に流通させることは難しくない。
このマスクは家電メーカーが医療分野へ参入したこと、国難とも言える状況にシャープが応えたとも言える。
シャープは現在、中華民国鴻海精密工業傘下である。大阪に本社があるので国内企業ではあるだろう。
この夏。奇しくも冷蔵庫を買い換えることになったが、メーカーはSHARPであった。
プラズマクラスターがついており、両開きドア。両開きドアはSHARPのみとのこと。
家電メーカーとしても異色かつ高性能の商品を開発するSHARP。今後も期待したい。
シャープマスク当選の記事はこちら

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