メルカリなどフリマアプリがブームになったおかげで、100円ショップで梱包グッズの取り揃えが充実して来ました。梱包用品を揃えておくと、梱包がラクラク、発送がラクラク、メルカリならスピード発送すると「スピードバッジ」がもらえて購入率がアップとよいことづくめ。
クラフト封筒はB5(角3)サイズも用意しておく
本を出品することが多いので、クラフト封筒を使って発送しています。本はOPP袋に入れてセロハンテープで梱包しますが、これは水漏れ防止です。古本でもOPP袋に入れるとキレイに見えるから不思議ですね。
クラフト封筒のサイズは、いわゆる角2封筒というA4サイズの書類が入る大きさがありますね。コミック本だとこの大きさはちょっと大きすぎなので、2つ折にする必要があります。だぶつきがなく、商品にフィットする方が梱包上手に見えますからね。
ちなみに角2封筒の大きさは 240mm×332mmです。発送する本のサイズと封筒のサイズの早見表を作ってみました。一番大きい版型のB5判でも角3形封筒に入ります。
書籍サイズと寸法
判型 | 寸法mm | 本の種類 |
B5判 | 182×257 | 週刊誌・一般雑誌など |
A5判 | 148×210 | 学術書・文芸雑誌・総合雑誌・教科書など |
B6判 | 128×182 | 単行本など |
A6判 | 105×148 | 文庫本 |
封筒サイズと寸法
名称 | 寸法mm | 用紙サイズ |
角形2号 | 240×332 | A4・B5 |
角形3号 | 216×277 | A4・B5 |
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比較するとこんな感じです。角2封筒はB5判サイズよりも大きいムック本の発送に使えますし、衣料品を入れて厚みを3センチ以内に抑えるなどにも使えるので持っておいて損はないですよね。コミック本を2冊送る時も重ねると3センチを超えてしまいますが、並べれば収まります。
よく使われるコピー用紙のサイズ
A3サイズ | 297×420mm |
A4サイズ | 210×297mm |
A5サイズ | 148×210mm |
A6サイズ | 105×148mm |
書籍と封筒のサイズ関係を把握しておきましょう。これに厚みが加わりますが、一般の書籍で3センチを超えるものはほとんどないです。辞書・事典関係が厚いですが重さも重いので最安発送の対象から外れます。
OPP袋は糊なしタイプが使いやすい
フリマ業界ではOPP袋は必需品なので、ケチってスーパーのサッカー台にある袋を使わないこと。OPP袋を使いましょう。OPP袋はマチなしタイプで角2封筒に入るサイズがよいです。
マチがついているもの、封が出来るように糊がついているものがありますが、100円ショップだと、糊なし、マチなしプレーンなタイプが安いですし、枚数もたくさん入っています。封をする時はセロハンテープで止めた方が商品にピタッとするので糊は不要ですね。
OPPという用語はポリプロピレン製という意味ですが、OPP袋、OPPテープともに伸び縮みしないのが特徴で、ビニール袋との違いです。薄くて水を通さず透明度が高いのでフリマ業界では定番になっています。
セロハンテープカッター台はケチらない
セロハンテープはOPP袋に封をする時や、クラフト封筒の封をする時に使います。また、壊れやすいものをプチプチ(エアパッキン)で包む時にも使います。とにかくテープを使うときは、片手がふさがっている時が多いので、テープは固定出来るカッター台にセットすることをおすすめします。
ノリはスティック糊で太いものを使う
クラフト袋に封をする時、クリックポストで印刷した宛先を封筒に貼る時、紙と紙を貼る時は糊が便利です。セロハンテープでも代用できますが、紙を糊で貼ると印象がいいです。
糊はアラビア糊など水分を含んだものだとシワシワになってしまうので、スティック糊を使います。細いスティックだと広い面積を塗る時に何度も擦り付けないといけないので、太いもので数往復すると効率的です。
とにかく効率化を目指すのが梱包嫌いにならないコツ=フリマ嫌いにならないコツ、です。
ガムテープだけでないテープの種類
ダンボール箱の梱包にはセロハンテープでない幅広テープを使います。頑丈にしたいと思ったらクラフトテープではなく布のガムテープを使います。しかし、配送業者は滅多なことでは布テープは使いません。布テープは高いからです。強度的にはクラフトテープで十分だからです。
しかし、最近はOPPテープが主流のようですね。というのは、近所のクロネコヤマト営業所で知ったのですが、布テープもクラフトテープもOPPテープも価格的には大差がなくなって来て、耐水性が高くて布テープほど厚みがない、指でもキレイに切れるOPPテープが便利とのこと。その営業所ではお客様用の梱包コーナーにプチプチエアパッキンとOPPテープが無料で使えるようにセッティングされていました。OPPテープを買っておきましょう。
プチプチはロールで用意し、貰い物も捨てない
エアパッキンことプチプチシートは梱包材の定番ですよね。コワレモノを梱包する緩衝材としてはエアパッキン一択でしょう。新聞紙をくしゃくしゃにしても緩衝材になりますが、商品を包むという感覚ではないですよね。
ダンボール箱の中で動かないようにすることは出来ますけど、商品そのものに密着していないので壊れる可能性があります。このエアパッキンですが、購入してもよいですけどクロネコヤマトの営業所に行くと自由に(?)使えるので、自宅で梱包しなくてもよいかな、と思っています。時間のある方向けですけどね。
ダンボール箱はホームセンターではいつも品薄なので注文しておく
商品発送はまず重さが1キログラムを超えるかどうかが判断基準です。1キロ以内なら3センチを超えるか、3センチを超えても7センチ以内ならゆうパケットプラスが使えますが、縦横サイズが長さ24cm、幅17cm、厚さ7cm以下に限られます。A5サイズ以下ということですね。これより大きなものはゆうパックです。
ゆうパックサイズ、宅急便サイズになるとやはりダンボール箱が必要になりますが、ダンボール箱の60サイズ、80サイズ、100サイズというものが品薄なんです。
ホームセンターで売っている60サイズダンボール箱は底面のサイズがA5です。宅急便営業所に行って、自己採寸で縦横高さの合計が60サイズに収めたつもりでも、パッと見てA4サイズだと、「80サイズですね」と言われてしまいます。計ってみて60サイズを認めてもらったことも数回ありました。
経験から「怪しいサイズは80サイズを覚悟」と思っています。A4サイズを基準に小さいものが60サイズ、大きいものが100サイズという感覚ですね。
ダンボールサイズと用紙サイズ
ダンボール60サイズ | タテ×ヨコ×高さ 264×194×114 |
B5サイズが入る |
ダンボール80サイズ | 350×250×160 | A4サイズが入る |
ダンボール100サイズ | 380×270×310 | B4サイズが入る |
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