ビルトイン浄水器の交換工事が面倒なのでポット型浄水器を買ってみた

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マンションを購入した時にビルトイン浄水器がついていました。普通の蛇口から出る水道水はやはりカルキ臭いのですが、浄水器を通すと市販のミネラルウォーター並の味がするのでゴクゴク飲んでいました。

ビルトイン浄水器もそろそろ寿命か?

マンションも築20年近くなりますが、このビルトイン浄水器のフィルターが高価なことと、浄水機能に疑問点で出てきたので、ビルトイン浄水器の交換を考え始めました。

普通の家電だったら10年位で壊れているだろうし、もし水漏れがしたらこの動画のように交換が必要になる。自分でDIY出来ればいいが、水道屋さんにお世話になると数万円かかるだろう。

運よく水漏れが起こらないとして、フィルターの機能はどうなのか。コスパも判断することにしました。

ビルトイン浄水器のフィルターが高い

ビルトイン浄水器はクボタ製です。システムキッチンはタカラスタンダードなのですが、浄水器はクボタ、ガスコンロはリンナイです。

このクボタの浄水器フィルターは年に1回交換する仕組みなのですが、フィルターの能力毎に価格設定があって、市販のミネラルウォーターレベルのクオリティを求めると1本12,000円ほどです。簡易型だと8,000円くらい。

有害金属をほぼ取り除くといううたい文句で購入してきたフィルター代は、12,000円×20年で240,000円。こうしてみても高い!という感じがします。

浄水器の必要性があるか

高いというかコスパが悪いというのが実感で、実際、この浄水器の蛇口をひねるのは自分だけでした。家族は「そんなに味変わんないんじゃない?そもそも生水飲まないし」という感じで、ペットボトルのお茶を飲むか、ヤカンで湯を沸かして茶を飲むひとたちなので、常温水を飲むという習慣がありません。

浄水器を活用する家庭では、煮炊き一式に浄水器の水を使うらしいです。水道の水で米を研いでいるわが家には必要がないのかも知れません。

しかし、真水を常温で飲みたいというニーズには浄水器しか選択肢がないでしょう。

年間12,000円が自分だけのコストと思うとちょっと無駄だなと思うようになり、ビルトインタイプではない浄水器を買うことにしました。

ブリタの浄水器をアマゾンで買う

近所のホームセンターで浄水器を物色すること約1ヶ月。いろいろな浄水器を見て回りました。

蛇口に取付るタイプは家族の反対に合いそうなのでバツ。シンクの使い勝手に影響が出るのは奥さんが許しません。

シンプルなポットタイプで自分が飲む分量だけ浄水するものを選びました。

トレビーノがいいかな、国産だし。と思っていたのですが、もともとキレイな日本の水道水をろ過するものより海外の水をろ過できる商品の方が不純物を取り除く能力が高いのでは?

ネットでいろいろと調べているといつの間にかアマゾンを開いていて、ブリタの商品を眺めているうちにポチっていたというのが事実です。

ブリタがヨーロッパのメーカーだとは知っていましたが、詳しくはドイツ・ヘッセン州タウヌスシュタインの会社で、創業者の娘が「ブリタ」という名前だったらしいです。

さて、ポット型浄水器にも容量がいろいろあったので迷いましたが、冷蔵庫で冷やせるといいなと思い、見た目で選びました。

アルーナシリーズの容量3.5リットルタイプです。これなら冷蔵庫のドアポケットに入るかなと思ったのですが・・・

意外に大きいぞアルーナ3.5リットル

商品が届きました。カートリッジ1個付きで¥2,680。安いので失敗してもいいか、と思ったらやはり失敗したのかも。

キッチンに置いたブリタのアルーナ。となりの電気ポットやトースターが濃い茶で統一しているのに対して白いアルーナは存在感あります。

実物を手にしてから気づいたのですが、ドアポケットどころか冷蔵室そのものにも入りません。

こういう浄水器を冷蔵庫に入れる人は

いないんじゃない。

そうか、そうなのか。

安心した。

キッチン用品を買う時は奥さんに相談しないとわからないものです。今回、勝手に買いました。

いいや自分しか使わないから。気を取り直して浄水器を使い始めました。さっさと使えると思いきやフィルターを始めて使う時の儀式があるらしく、内心「面倒・・・」と思いました。

マクストラプラス カートリッジを使ってみる

ブリタの浄水器で使うフィルターには名前がついていて「マクストラプラスカートリッジ」と言います。種類があるようですが、ブルーのカートリッジです。

正式には、マクストラプラス Pure Performance (ピュアパフォーマンス) カートリッジ

マクストラのスペルは「maxtra」ドイツ語で「最大」との意味。最大にプラスして、ピュアなパフォーマンス・・・まあ、外国語あるあるです。

そのカートリッジは密閉包装されていますが、袋から取り出してから飲める水を作るまで次の儀式があります。

ろ過された最初の2杯分は飲まずに捨てるか、植物などにお使いください。
※カートリッジの使用準備のためです。これにより活性炭の微粒子が洗い流されます。

ブリタの公式サイトから引用

まあ、口にするものなのでこの手間は惜しいとは思いませんけど。

この底にセットされているのがマクストラプラスカートリッジです。ガタツキなし。

マクストラカートリッジのコスパ

4個で¥2,900円。1個当たり725円。12ヶ月で8,700円。そこそこする。しかしそんなに使わないので1個のフィルターを2ヶ月使うとして1年4,350円。5,000円以下なら納得かな。

販売サイトではボトル入りミネラルウォーターの価格と比較しているけど、サントリーの天然水が2リットルで134円(2022年7月2日現在)販売されていて、1リットル当たりで67円、コップ1杯200CCで13円は高いのかやすいのかわからない。水の入ったペットボトルを運び入れるだけでも重く、部屋にストックして置くにしても場所を取るので見えないコストがかかる。

トータルコストを考えて、ポット型浄水器に軍配。

浄水器の味にびっくりする家族(と自分)

儀式を終えたあとにさっそく水を飲んでみました。

なにこれ!美味くなってる!
なめらかで飲みやすい!

大きい字で書きましたがそれくらいのインパクトがありました。
このカートリッジを通る時に、味でもつけたのかと思うくらい、水が甘く感じます。

家族も飲みました。文句を言いたそうな顔をしていましたが、びっくりした様子。

えー!いままでの浄水器とは全然違う。

さっそくこの水を使ってお茶を淹れたり、コーヒーを淹れたりしてみました。やはり味が良くなっています。恐るべしブリタのマクストラプラスカートリッジ!

浄水器の水を米を洗う時から使ってみる

さっそく料理にも使ってみようという雰囲気になりました。しばらくして米を炊く時に

これでお米を炊いたら美味しそうだよね。

 

米を研ぐ時の水が生米に吸収されるらしいから

洗う時から使ってみれば?

 

毎日ご飯を炊くわが家。さっそく浄水器の水で米を炊きました。ビルトイン浄水器の時代にはまったく関心がなくやらなかったことです。ブリタの水のインパクトの強さのおかげです。

ご飯が炊きあがりました。心なしか、ツヤもよく米が立っているように感じます。さっそく食べてみると・・・みずみずしく、甘く、味わい深いです。うちのひとめぼれがワンランクアップです。

ブリタのアルーナ、使用上の注意

フィルターの能力はよくわかりました。ポットそのものも使いやすいのですが、少々コツがあるので紹介します。

高機能な注ぎ口

フラップのついた注ぎ口は、傾けた分だけ開いてくれます。ほんの僅かな量でも調節が効きます。お酒の水割りを作る時も、アルーナから直接注ぎます。

ちょっと固めのフタ

フタはちょっと固めです。しっかり閉めればいいだけですが、しっかり閉めないと注いだ時にフタゴと水を撒き散らすことになります。

1度だけやらかしました。フタがキッチリ閉まっていない状態で勢いよくコップに水を注いだところ、約1リットルの水をキッチンにぶちまけました。

雑巾を何枚も使って水を拭き取りましたが、天ぷらをあげている時だったらと思うと冷や汗です。(奥さん以外に天ぷらをあげる人はいないので心配無用かも知れませんが・・・)

ちょっと固めなのでしっかり締めること。フタの面積が大きいですが、女性でも楽に閉められる硬さです。

宙に浮いたカートリッジ

使いたての頃、この状態でいいのかどうか迷いました。

フィルターの上にあった水が濾過されて下に落ちてくるのですが、満タンにしない限り、フィルターは宙に浮きます。常時、水を張っていないといけないのであれば面倒です。水を使うたびに注水しなくてはなりません。

ブリタの公式サイトでは

おいしいお水をどうぞ。
※カートリッジを水に浸しておく必要はありません。

との事でした。安心。

マクストラプラスカートリッジはいつ交換?

カートリッジの交換時期は4週間となっています。新たにカートリッジをセットした時にポットのフタについている液晶メーターのボタンを長押ししてリセットすると4週間後に向けてカウントダウンが始まります。

4週間の基準について調べてみました。公式サイトでは次のような表現です。

革新的なブリタマクストラプラスカートリッジは、最大150リットルの水をろ過することができます。交換の目安は、一日あたり5.3リットルの使用で4週間です。イオン交換樹脂の働きで、炭酸硬度(水アカ)だけでなく銅や鉛などの金属も除去されます。活性炭は、塩素や塩素化合物など、水の味を損なう可能性のある物質を除去します。

1日あたり5.3リットルの使用を想定して4週間だそうです。わが家は1日にどれくらい使うのか、何回フタを開けて注水するかを調べてみました。

朝:炊飯で2回ろ過。2リットル使用
日中:飲用に1回ろ過。1リットル使用
夜:飲用に1回ろ過。1リットル使用

約4リットルですね。ざっと1ヶ月半、6週間で交換という感じでしょうか。

通販なら、タイムセールやポイントアップの日に賢く購入したいですねー。

まとめ

ブリタのマクストラプラスカートリッジの能力はよくわかりました。クボタのビルトイン浄水器との比較しかしていませんが、味が変わるとは不思議です。

トレビーノは広告でよく見かけるので試してみたいですね。日本製らしくポットも小ぶりです。

アルーナの3.5リットルは大きすぎと思いましたが、炊飯の時の米を洗う水、炊飯器の釜に入れる水の量を考えると大きすぎないと思いました。

始めて買う時にケチってカートリッジ1個付きのを注文してしまいましたが、3個付きならカートリッジが割り安になっているのでおすすめです。

通販で買うか、近所のホームセンターで買うか、値段を見て決めたいです。

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