職場の忘年会があって繁華街に繰り出しました。同僚とゾロゾロと歩いているとみんなカッコイイコートを来ているなとふと思いました。
自分はというと着古したダウンジャケット。
防寒目的だし、店に入れば脱ぐしいいかな、とこれまではこだわっていませんでしたが、店に入ってコートを預ける時や、街角で知り合いに会った時に思いました。
カッコイコートが欲しいな。
ということで、アラフィフオヤジがコートを探す奮闘記です。
チェスターコートって何?
ツイッターで出会った人で同年代のおしゃれな方がいます。ファッションネタをつぶやいてくれるので、相談してみました。自分にはないオシャレセンスを持っている貴重な方です。
ビジネスからフォーマルまで着れる欲張りなコートがあったら教えてください。
すると帰ってきた答えが「チェスターコート」でした。
チェスターコート?
50年以上生きてきて、チェスターコートという言葉を聞いてイメージが湧かないなんて、なんて淋しいオヤジ。
アドバイスは、チェスターコートの紺色か黒。紺色の方がおしゃれ。丈は膝か、膝上。というものでした。
ありがとうございます!とつぶやいて、さっそくネットで「チェスターコート」を検索し、グーグルを画像モードに切り替えました。画像検索は便利過ぎです。
これがチェスターコートか!見たことある。カッコイイ。前ボタンを開けて着るとか、マフラー巻くと決まるやつ。これ買おう。
これまでコートといえば、トレンチコート、ステンカラーコート、ダッフルコートくらいしか名前が浮かびませんでした。どれも学生時代に持っていたコート、ビジネスマンになってから買ったコートです。
チェスターコート大作戦の開始です。
チェスターコートをユニクロで見てみる
ファッションにお金をかけたことがないので、気軽に入れる店はユニクロです。高くても2万円くらいだろう。ユニクロのオンラインストアでチェスターコートを探してみると、12,000円台でカシミア入りがラインナップしていました。
妻を連れてユニクロに。妻がいないと困る理由は試着する時の批評が購入の決め手になるからです。似たものを持っているとか、色が似合わないとか、サイズを探すとかいろいろアドバイスをしてくれます。
なぜか決して「高い。安いのにしとき」と言いません。高くても気に入ったものは何年も着れるから、らしいのです。自分もそう言って高い服を購入するのですが、10年は着ていますね。妻ながら、さすがです。
ユニクロでチェスターコートを見てさっそく試着です。ユニクロで服を買うときはいつもLサイズです。
コートのLサイズを着ると・・・・鏡の前に行くと「ガビーン」
袖から指先しか出ていない。丈が膝を超えてスネまで着ている。これは服に着られている様子です。
これは外に着て行けないヤツです。
Mサイズを試着しました。
丈は3センチくらい短めですが、袖というかアームホールがキツイです。胸周りと二の腕を脂肪で鍛えている自分の体型にはどうも合わないようです。
色は紺、黒、ブラウンがありましたが、紺が人気なのか品薄でした。
着心地は軽くてあたたかそうでいいんですけど、体型にフィットしません。膝丈だとSサイズですが、腕が通りません。ユニクロさん、ABサイズスーツのオジさんには優しくなかったようですね。
同じフロアにあった、シームレスダウンコートを試しに試着すると、なんと着心地がいいことか。ダウンが入っているので体型も隠れます。ざっくりしたサイズが気に入りましたが、これはフォーマルには着れないヤツなので、気を取り直してユニクロを後にしました。
ショッピングモールでチェスターコートを探す
ショッピングモールを片っ端から歩いてみました。
オリヒカ・ミツミネ・タカキュー・H&M・グローバルワーク・無印良品・イッカ・コーエン・タケオキクチ・・・洋服の青山など独立した店舗は避けました。スーツやマフラーとセットで買わされそうなので。ありがたいのですが、断りきれないんですよね、いつか必要になりますから、と言われると。
始めて入る店もありました。若い頃にお世話になった店や息子たちが好んで購入している店もあります。
ブランド毎に個性があって面白かったですね。ちょっと気取ったビジネスマン向けのチェスターコートやウール素材にこだわった重い重いコートなど、デザインや素材が実に様々です。
ここでの反省は、スーツを着て行かなかったことですね。せめてジャケットでも羽織っていけば重ね着した時の着心地がわかるというものですけど、どうせコートだから上はスウェットでもいいだろう、隠れるし。という甘い考えでした。
ショップ周りをして休憩しながらネットで検索すると、Amazonや楽天でもチェスターコートを扱っています。ナノ・ユニバースとかものすごい数のブランドに圧倒されました。
着てみないとやっぱりわからないものです。
やはりチェスターコートは細身の体型向きなのでポッチャリ典型的日本人オジさんは、ラグランスリーブのステンカラーコートを選んだのでした。素材はメルトン。軽くて暖かいものです。
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